簿記

【簿記初級】月次の集計(試算表)を理解しよう!『個別テーマ編』

こんにちは、Hassyです。

現在、僕は簿記にチャレンジ中です!

簿記初級から始め簿記3級の取得を目指してます。

試験日:2021年2月28日
試験科目:簿記3級
学習期間:約3ヶ月

簿記の試験などについては〝簿記-商工会議所の検定試験〟

 

使用する参考教科書

『ふくしままさゆきさんのホントにシリーズ』

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Hassy
Hassy
簿記について、ど素人が挑戦します。参考教科書の復習をかねて、ブログはアウトプットしています!同じように簿記にチャレンジする人がいたら一緒に頑張りましょう!

 

 

 この記事は

簿記初級の内容で、それぞれ個別のテーマについて理解していきます。今回のテーマは、

月次の集計(試算表)

 

参考教科書をもとに簿記初級の個別のテーマを理解していきます。今回は【月次の集計(試算表)】ついてまとめていきます。

 

では、「月次の集計(試算表)」について理解していきます。

 

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試算表

 

試算表とは

ある時点までに起こされた仕訳を勘定科目ごとに集計したもの

 

まずは、試算表がどんな表なのか?イメージから始めます。

 

試算表って言うのは以下↓のような表のことを言います。

 

(単位:万円)

※試算表は必ず貸借の合計が一致

 

左は借方で右が貸方なのは、もう覚えたので。端が“残高”で中は“合計”と覚えるだけでよさそうです!

 

各勘定科目は集計した結果、借方合計と貸方合計は一致します。

これを貸借平均の原理と言います。

 

覚えよう

貸借平均の原理

各勘定科目は集計した結果、借方合計と貸方合計は一致すること

 

試算表はいつの時点でも作成することができ、

ある期間に生じた仕訳を、借方と貸方それぞれで集計しただけの累計値の状態の合計試算表もあります。

 

覚えよう

合計試算表

借方と貸方それぞれで集計しただけの累計値の状態

 

合計試算表は以下↓の表のような感じです。

 

(単位:万円)

 

試算表の記載の順番

 

資産

負債

純資産

収益

費用

合計残高試算表を見る上でこのルールはしっかり覚えておきましょう。

 

では、実際の合計残高試算表で確認してみます。

 

上方にB/S項目(資産・負債・純資産)、下方にP/L項目(収益・費用)

 

試算表のイメージができたところで、次は、試算表から推測できることについて理解していきます。

 

月次の取引を推測しよう!

 

月次の取引の推測

簿記初級では、合計試算表から取引・残高を読み取る問題が30点も配分がある。

 

では、ある期間(4月の10日間)に生じた合計試算表を例にして理解します。↓

 

(単位:万円)

4月1日~4月10日(10日間の合計試算表)

 

「掛けでの商品販売」はいくらでしょうか?

・売掛金を見ると『200万円』とわかります。※売上を見ても×

その他わかることは、

・売掛金の回収額が40万円(売掛金の貸方合計)
・元入が100万円(資本金の貸方合計)
・売上合計が200万円(売上の貸方合計)
・仕入合計が500万円(仕入の借方合計)

 

次はもう少し大きな試算表で理解します。

 

(単位:万円)

4月1ヶ月間の合計試算表

 

上記↑の表は4月1ヶ月間での合計試算表(4月末時点の合計試算表)
ただし、手形は裏書はしてもされないものとします

 

わかること

・売上総額が2,000万円(売上の貸方合計)
・売掛金での販売が1,500万円(売掛金の借方合計)
・手形での販売が300万円(受取手形の借方合計)
・仕入が1,000万円で掛仕入が850万円
・買掛金の内300万円を支払った
・売上返品もしくは売上値引きが100万円(売上の借方、しかし返品か値引きかまではわからない)
・備品を200万円講入(備品の借方合計)
・減価償却を20万円行った(備品減価償却累計額の貸方合計)
・未払金が200万円発生(備品のツケ代金なのかはわからない)
・追加での元入はない(資本金の貸方合計)

 

次は、合計残高試算表について理解していきます。

 

合計残高試算表

合計残高試算表

合計試算表から、貸借差額(残高)を算出した試算表(合計試算表+残高試算表)
貸借対照表と損益計算書の基になる
残高欄が空欄であり、計算して算出する問題が出る

 

下記↓の表を使って、合計残高試算表を理解していきます

 

(単位:万円)

4月末時点

 

わかること

・現金は純増額80万円つまり、残高80万円(現金の借方合計580万円ー貸方合計500万円)
・受取手形の残高300万円(借方合計300万円ー貸方合計0)
・売掛金の未回収額は700万円(借方合計1500万円ー貸方合計800万円)
・備品の簿価(4月末時点)は180万円(備品の借方合計200万円ー減価償却累計額貸方合計20万円)
・収益合計(純額)が2,100万(売上の貸方合計2,000万円+受取手数料の貸方合計200万円ー売上の借方合計100万円)
・費用合計は1510万円(仕入1,000万円+給料400万円+広告宣伝費110万円の各借方合計)
・当月の利益は590万円(収益合計2,100ー費用合計1,510万円)

 

ちなみに、

 

「借方残高」と「貸方残高」欄のみでできた試算表を残高試算表と言う

 

覚えよう

残高試算表

「借方残高」と「貸方残高」欄のみでできた試算表

 

では、2ヶ月目以降は、どうなるかを理解します。

 

2ヶ月目以降の試算表について

 

2ヶ月目以降の試算表

2種類の合計残高試算表が存在する(単月と先月の数値を含んだ試算表)
単月の試算表からは、1ヶ月での純増・純減がわかる
先月の数値を含んだ試算表からは、残高と累計値がわかる

 

下記↓の表を使って、合計残高試算表の2ヶ月目以降を理解していきます。

 

まずは、単月の試算表から見ていきます。

 

(単位:万円)

5月末時点

 

わかること(1ヶ月での純増・純減の数値

・現金は純増額140万円(現金の借方合計440万円ー貸方合計300万円)
・当座預金は600万円の純増(当座預金の借方合計900万円ー貸方合計300万円)
・受取手形の残高300万円(借方合計300万円ー貸方合計0)
・売掛金の未回収額は100万円(借方合計1,000万円ー貸方合計900万円)
・備品は購入はなし
・元入はなし
・未払金の発生なし
・収益合計(純額)が1,800万(売上の貸方合計1,700万円+受取手数料の貸方合計100万円)
・費用合計は1,100万円(仕入600万円+給料400万円+広告宣伝費100万円の各借方合計)
・当月の利益は700万円(収益合計1,800ー費用合計1,100万円)

 

この単月の試算表では、先月の「残高」が読み取れない。

 

単月の試算表からわかること

1ヶ月の純増・純減の数値がわかる。でも残高はわからない

 

次に、先月の数値を含んだ累計値の試算表を理解するために、4月と5月を見ます。

 

 

5月末時点での残高

・現金は220万円(4月80万円+5月140万円)
・当座預金は780万円(4月180万円+5月600万円)
・仕入は1,600万円(4月1,000万円+5月600万円)

など

 

このように、4月と5月の累計値を記載した試算表が下記↓です。

 

(単位:万円)

合計残高試算表(5月残高)

5月末時点(4月からの残高含)

 

わかること

・売掛金残高は800万円(2ヶ月間の借方合計2,500万円ー貸方合計1,700万円)
・備品の簿価は140万円(2ヶ月間の借方合計200万円ー貸方合計60万円)

など

 

累計値の試算表からわかること

貸借対照表については5月末時点の残高がわかる
損益計算書については2ヶ月の累計値がわかる

 

通常、「試算表」と言えば...「累計値の試算表」のことを指す

 

試算表を理解する上で必要な、期末・期首について次は理解します。

 

試算表で知っておくこと

 

試算表で知っておくこと

貸借対照表項目は、期末時点の数値がそのまま翌期首の数値になる

損益計算書項目はゼロクリアされる

期末と期首では、注意することが、繰り越されるか?ゼロクリアか?という事です。

 

 

たとえば、『12月31日が期末日だったとしたら』

 

・翌期首である1月1日0時00分時点での現金が100万円なら

現金は?

A.100万円

つまり、資産・負債・純資産の勘定科目なら繰り越しますので、

売掛金は?
受取手形は?
備品は?
借入金は?
未払金は?

A.前年の12月末時点と同じ金額

 

・翌期首である1月1日0時00分時点での売上が2,000万円でも

A.0円

 

つまり、収益と費用の勘定科目はゼロクリアになるので、

給料は?

A.0円

 

っていうことになります。

 

12月31日が期末日としてある商店の、とある年の1月の試算表というパターンが問題で出るかも!(株式会社なら、3月31日を期末日として4月という感じ)

 

もう一度確認しておきます。

 

残高欄の数値は、貸借対照表項目に関しては1月末時点での残高を表す。(1月1ヶ月の純増を表すわけじゃない)

そして、「借方合計」と「貸方合計」には、前年から引き継いだ数値が含まれている。

 

損益計算書項目の「借方合計」と「貸方合計」は前期末時点でゼロクリアされているので、1月単月での累計値。(営業開始時点からの累計値じゃない)

 

最後に簿記初級で出題される試算表について理解していきます。

 

簿記初級では出題の試算表

 

簿記初級で出題される試算表

・著者は、経理実務でも、簿記の学習でも見た事はない
・簿記初級では出題される

試験に出るという事なので、しっかり理解します。

 

(単位:万円)

 

上記の表で、何をどこに記入していいか図で解説します。

 

合計試算表1月の解説

 

忘れずに、確認します。

貸借対照表は前期末から繰り越され、損益計算書はゼロクリアでした。

 

上記↑の試算表は月末時点の残高は自分で計算する

なので、例えば1月末時点での

・当座預金の残高は880万円(借方の期首残高300万+月中増減1,280万ー貸方の月中増減700万)
・受取手形の残高は500万円(借方の期首残高400万+月中増減300万ー貸方の月中増減200万
・買掛金の残高は1,300万円(貸方の期首残高1,000万+月中増減500万ー借方の月中増減200万)
・資本金の残高は1,600万円(貸方の期首残高800万+月中増減800万)
・売上高は1,700万円(貸方の月中増減1,700万)

 

個別テーマ編【月次の集計(試算表)】は以上です。

それでは今回のまとめで終わります。

 

まとめ:【簿記初級】月次の集計(試算表)を理解しよう!『個別テーマ編』

今回ご紹介した『【簿記初級】月次の集計(試算表)を理解しよう!個別テーマ編』はいかがだったでしょうか?

 

まとめ

『試算表』

合計試算表(借方合計+貸方合計)
残高試算表(借方残高+貸方残高)
合計残高試算表(合計試算表+残高試算表)
借方と貸方の数値は一致(貸借平均の原理)
上から資産→負債→純資産→収益→費用の順
貸借対照表と損益計算書の基
月次の取引の推測は30点の高配分

『2ヶ月目以降の試算表』

単月と先月の数値を含んだ試算表の2種類ある
試算表とは通常、累計値のモノ

『試算表で知っておく事』

貸借対照表項目は前期末から繰り越される
損益計算書項目はゼロクリアされる

『簿記初級で出題される試算表』

残高欄が空欄で、自分で計算して算出する問題
月中増減は当月の合計試算表
期首残高は前期末からの繰越

 

 

簿記初級編は以上となります。最後まで一緒に頑張っていただきありがとうございました!

次回は簿記3級編です!

ではまた、Hassyでした。