読書をしても結果につなげられない。悩むたびに読書してるんだけど・・・。
こんな悩みを解決します。
今回は樺沢紫苑(カバサワ シオン)さんの「アウトプット大全」を解説します。
樺沢紫苑さんは精神科医で作家としても28冊出版されている方です。その他にもメルマガ、Facebook、YouTube、執筆、セミナーとめちゃくちゃアウトプットしている人です。
本書の結論をお伝えします。
学びを自己成長にするためのアウトプット方法
人生を変えるのはアウトプットだけです。
自己成長をしたければ、仕事で結果を出したければ、アウトプット中心の勉強に切り替えます。
著者の経験をもとに確立した、圧倒的に結果が出る「アウトプット方法」がそれが本書です。
結果出したければアウトプットが大事なのはわかったから具体的に教えてよ!
今回はこんな3部構成でお伝えします。
- 学びを自己成長にするためのアウトプット方法とは?
- どうしてアウトプットで自己成長ができるのか?
- どんなアウトプットが自己成長になるのか?
こんな流れでアウトプット方法の話を解説していきます。
\「アウトプット大全」を車で聴く/
▼通勤・通学でお手軽に「耳読書」を始めてみませんか?▼
学びを自己成長にするためのアウトプット方法とは?
学びを自己成長にする3つのアウトプット
- 話す
- 書く
- 行動する
話す
アウトプットは「話す」からが始めやすいです。
具体例①:本を読んだら「感想」を話す
そこで大事なのは、自分なりの「意見」や「気付き」を入れて話すことです。
具体例②:説明すると記憶に残りやすい
短くシンプルに「結論→理由」の順で喋る。さらに、具体例を上げて、権威を使うと説得力が増します。
書く
話すことよりも「書く」ことは記憶に残り自己成長できます。
具体例①:読書は「書き込み」しながら読む
理由は記憶に残りやすいからです。
具体的にはアンダーラインを引く、字を書き込むことです。
書き込みをして、1冊から3つの気づきが得られれば読書した価値があります。
具体例②:文章を上手くなりたければ、たくさん読んで、たくさん書く
そこで重要なのが、「フィードバック」をすることです。
1番簡単な方法はSNSやブログに文章を書くことです。
具体例③:早く文章を書くためには「締切」と「構成」を決めて書く
文章構成の基本パターン
- 序論・本論・結論
- 起・承・転・結
- 論・根拠・理由・まとめ
- イントロ・コンテンツ1・コンテンツ2・まとめ
本の要約をすると「考える力」が鍛えられます。
なぜなら要約は読解力がなければできないからです。
要約の練習でオススメなのがSNSを使って140字で投稿することです。
行動する
学びを自己満足→自己成長にするためには行動あるのみです。
具体例①:最強のアウトプットは「教える」
なぜなら「教える」はアウトプットであり、フィードバックであり、インプットでもあるからです。
具体的に言うと、人に教える前提で勉強すると記憶力が上がり、理解不足も判明します。
具体例②:「ちょい難」にどんどんチャレンジが自己成長
なぜなら、徐々にレベルアップして、結果的に大きな課題もクリアできるようになるからです。
例えば、参考書の「初級・中級・上級」をイメージするとわかりやすいです。
具体例③:能力を発揮するためにも7時間以上の睡眠が必須
なぜなら、脳の機能が低下して勉強効率を下げるからです。
ペンシルベニア大学の研究で、6時間睡眠を14日間続けると、2日間完全に徹夜した時と同程度の集中力低下をきたしていることが明らかになりました。
ということで、自己成長したい人は7時間睡眠です。
どうしてアウトプットで自己成長ができるのか?
自己成長するために効果的なアウトプット理論
- 2週間に3回使う
- アウトプット:インプット=7:3
- フィードバックする
2週間に3回使う
何度も使った情報は長期記憶されます。
理由は脳が情報を一時的に海馬で保存します。その間に何度も使った情報は「重要な情報」と判断して、長期記憶する側頭葉に移動するからです。
なので、2週間に3回はアウトプットすると長期記憶に残りやすいです。
アウトプット:インプット=7:3
自己成長はインプットとアウトプットの反復です。
その比率はアウトプット対インプット=7:3です。
初心者は6:4でもOKです。
フィードバックする
フィードバックしないと進歩しません。
改善しないことは、同じところを延々と回ってることになるからです。
例えば、試験結果で間違った問題をほったらかしにしても成績が上がらないのと一緒です。
なので、成長するには「やりっぱなしにしないで、フィードバック」します。
修正や改善には以下があります。
フィードバックのポイント
- 短所克服か長所を伸ばす→長所を伸ばすから始めて自信をつける
- 広げるか深める→まずは広げてから深める
- 「なぜ」を突き詰め、気付きを得る
- 人に聞く→自分より知識や経験が豊富な人からアドバイスをもらう
どんなアウトプットが自己成長になるのか?
オススメのアウトプット3選
- 読書感想を書く
- 情報発信をする
- ブログを書く
読書感想を書く
読書感想はビジネススキルを向上できます。
なぜなら、感想を書けば記憶に残り、身につくからです。
読書感想テンプレート
「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」
ビフォー | 本を読む前の私は○○でした。 |
気づき | この本を読んで△△に気づきました。 |
TO DO | 今後は××していこうと思います。 |
つまり、読書で自己成長するには、感想を書いて身につけます。
情報発信をする
SNSを使って情報発信をします。
なぜSNSを使うと言うかはフィードバックにより、アウトプットの質が上がるからです。
例えば、読んだ本を140字で要約します。または、感想を書くでもOKです。
つまり、情報発信は文章力をUPさせます。
ブログを書く
情報発信にオススメはブログです。
なぜなら、ブログは不特定多数に届ける情報発信の中で敷居が低く、始めやすいからです。
例えば、ネタがない人にオススメは続けやすい趣味ブログです。
ただの趣味ブログではダメです。
共感され、読者の感情を動かし、行動させるブログにするためにも、感想や意見、気付きを書くことは忘れずに。
つまり、趣味ブログは楽しく続けやすいけど、情報発信なので、読者に「価値提供」をします。
まとめ
では今回は樺沢紫苑さん著『アウトプット大全』という本について解説しました。超ざっくりで振り返りますと、
- 本を読んだら「読書感想」を書こう!
- 情報発信はフィードバックもできて文章力がUPするよ!
- アウトプット初心者は「ブログ」から始めると良いよ!
こんな感じで、現実を変えるのはアウトプットだよって話です!
感想
本書を読む前は、社会人の勉強の1つの読書をどう仕事に結びつければいいかわかりませんでした。
なので、結局インプットして終わりです。
しかし、この本を読んで、伝わりやすい感想の書き方があることがわかりました。
その書き方のポイントは、「今後の行動」を書くことです。これにより、読書からの学びを仕事や生活に結びつけ、自己成長できます。
しかも、感想を書くことで、本からの学びを忘れにくいというメリットもあります。
今後は、自分のビジネス書の要約ブログに感想をこの本で学んだ書き方で書いていこうと思います。
\「アウトプット大全」を車で聴く/
▼通勤・通学でお手軽に「耳読書」を始めてみませんか?▼