こういった疑問に答えます。
この記事は
- 読書で多読と精読どっち良い?の結論
- 精読ってどうやるの?読み方を解説
- 精読をもうワンランク上げる方法
について解説します。
この記事を書いている僕は、個人事業主になって11年目です。僕は勉強のため、仕事と両立しながら年間で36冊以上の本を読んでいます。
基本的に1冊1冊を精読して本をブログ内にアウトプットします。ブログでも収益を上げていますし、要約した記事はSEOで1位~5位くらいに入っているのも多数あります。また、仕事で使う資格もしっかり取得しています。(例:簿記など)
では、読書において多読と精読どっちが効果的か?僕の失敗談も含めて解説をします。
多読と精読どっち良い?結論は「精読」で決まりです
結論は「精読」です。
僕自身、多読をすることで成果を上げることはかなり難しいと実感してます。
とうのも、なんとなくわかった気になるけど、友人に説明しようとしても上手くまとまってなかったり、自分の中に落としこめていないことが多くありました。
要するに、野球やったことないのにナイター中継をみて、「今はゲッツー、そんな打ち方してるから打てないんだ」って言ってる昭和の親父みたいな状態ですね。実際に野球やらせたらボールをバットに当てることすらできません。
もう一度言いますが、知識のトレーニングには精読が必要です。精読をすることで知識が向上していくイメージです。
体験談:僕が多読で失敗した話
具体的な話をすると数年前の僕は、本を読むことで知識を増やし、わかった気になってました。でも、理解する実感が無く次から次とノウハウ本を読むようになり、情報商材まで手を出しました。いわゆるノウハウコレクターってやつです。
このままではダメだと思い、なぜ成果に結びつかないかを考えました。そこで、出た結論は当時の僕は、読んでるだけ、聴いてるだけでした。つまり、どんなに良い情報を集めてもアウトプットしないとダメだと実感したんです。
その後は、精読をすることでブログや本業で成果を上げれるようになったし、ムダにお金をかけずに済んでいます。
次は、精読のやり方について解説していきます。ポイントは5つです。
精読ってどうやるの?読み方を解説
知識にしたいなら「精読」一択です。
とはいえ、1冊を何度も読めば良いと言う単純な話でもありません。
読書を知識にするための読み方がありますので、解説します。
精読の読み方を解説
- 本文を読む前にこんな本かな?とざっくりイメージする
- 目標を設定する
- 大切なことはメモ
- アウトプットする
- ちょくちょく見返す
つまり、復習ありきで定着させます。これは、エビングハウスの忘却曲線という有名な一説からもわかります、
例えば、最初の学習で覚えるまでにかかった時間を100分とした場合、20分後に再学習すると42分で覚えるのに、次の日には約66分かかり、6日後には約75分かかります。
ここからわかることはできるだけ早く、何度もやることがコツということですね。
では、それぞれを解説します。
本文を読む前にこんな本かな?とざっくりイメージする
タイトルやカバー、帯などからイメージさせてOKです。また、まえがきを読むことで、著者が言いたいことなどを理解できるので、本のゴールがわかります。
目標を設定する
どんな知識を学ぶために本を読むのか?を具体的に書き出しましょう。
例えば、売れるセールスの流れを知りたい、クロージングを学びたい、セールストークを学びたいなど。
大切なことはメモ
読書で大切な事はメモを取ることです。メモを取らないと忘れますし、また探すのも手間です。あまり深く考えずバンバンメモしてOKです。(アウトプットで添削すればいいから)
アウトプットする
一番大切なのはアウトプットです。本の内容を友人や家族に話すも良いですけど、それだけで終わらず体系的にアウトプットしましょう。(体系的とは、バラバラの知識を順序立ててまとめること)
例えば、ブログやYouTubeなどです。
なので、友人に話したり、Twitterでつぶやいたりした後に、ブログを書くというような感じです。
ブログなどで伝える型を身につければ、しゃべるときにも効果的です。
- 文章の型もしゃべりの型も基礎は一緒ですので、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」がオススメです。
- どうせブログやるなら稼ぎたい!って人は「ブログ型アフィリエイトの完全講義」がオススメです。
ちょくちょく見返す
2週間に3回見直したり、ブログを修正したりすると記憶に定着していきます。もちろんTwitterでまとめ的につぶやいてもOKです。
次は、精読をもうワンランク上げる方法を紹介します。
精読をもうワンランク上げる方法
運動をすることがオススメです。でも習慣になるまで続けないと意味ないです。
運動でアップする脳機能
- ストレスを軽減
- 集中力を高める
- 記憶力の向上
- うつ病の改善
- 老化防止、など
上記のの通り脳機能をアップさせることで精読のクオリティをワンランクアップできます。
これほどの効果があるなら、ものすごい大変な運動でしょ?と思ったかもですが、誰でもできます。
答えは、有酸素運動です。しかも会話できるくらいの負荷で良いです。逆にハードワークは逆効果だそうです。
詳しくは「一流の頭脳」を読むともっと深く理解できます。
次は、ちょっと広告ですが、僕がジョギングをしてるときに使っているサービスです。ぜひ使ってみてください。
運動の時間を有効的にする方法
この運動の時間を有効的に使うことができるのがオーディオブックです。音楽も良いですけど、せっかく20分~30分もジョギングしているので、勉強しましょう。
よくある質問:オーディオブックって効果あるの?
「聴いてるだけで、効果ってあるの?」この疑問めちゃくちゃ思いますよね。
僕の結論になりますが、正直に言って聴いてるだけでは効果はあまり感じられないと思います。
しかし、それは聴くオーディオブックに問題があります。正確なデータや文章が知りたいのに音声では微妙になるのは当たり前です。
オーディオブックはざっくりと全体や著者の言いたいことを「理解する」という使い方が正しいです。
つまり、そもそも具体的なことはではない概要や抽象的なことを学ぶ時にはめちゃくちゃ使えますって話です。
そして、概要や抽象的なことってそのジャンルの本質になってることが多いので、本質を理解してから細部を学ぶとよりクリアに知識になっていきます。
なので、「一流の頭脳」のような本はオーディオブックで「理解する」がオススメです!
\スキマ時間で勉強しよう/
そして、オーディオブックを整理する時は「【ノート公開】オーディオブックを活用した勉強方法とコツを解説」の精読方法で行えばOKです。
では、まとめます。最後に僕が聴いてるオーディオブックも紹介してますので、ぜひ聴いてください。
まとめ:読書で多読と精読どっち良い?結論「精読」で決まりです【失敗談も】
以上、読書での多読と精読はどっちが良いのか?をまとめました。
読書を知識に変えたいなら精読の一択です。さらに運動をするとより良い!
本記事のポイントまとめ
- 読書は精読をしましょう!
- 精読は復習ありきです
- 運動することで効果UP
- 運動中はオーディオブック利用が賢い人
こんな感じです。
読書を知識したいと思ってるなら多読よりも精読がオススメです!せっかく覚えた知識を忘れないためにも復習を忘れずに。
最後に運動中のオーディオブックでオススメ(僕が聴いていた本)を紹介します。
小さな会社の儲けのルール
ランチェスター戦略はあの孫正義さんも取り入れた戦略で、個人の自営業、特にオフラインで商売をしている人にオススメです。
業界1位以外は弱者の戦略をとって、徹底的に接近戦で攻めるべしです。わかっているようでわかっていない自営業はとても多い。しかも実行できている人はほんの一握りの人だけです。
影響力の武器
オンライン、オフラインに関わらず、物を売る、サービスを売るときに心理学を学ぶのは有効的です。テクニック論では無いですが、難しい話はありません。
書著の中で、「返報性」や「ローボール」はとても印象に残りました。
マーケット感覚を身につけよう
マーケット感覚とは、社会や人が動く根源的な仕組みを理解する能力です。
マーケット感覚を学ぶ理由としては、「良い物を作れば売れる時代が終わった」から。ということは、個人にもたくさんチャンスがある時代になったわけです。逆に言うとこの「マーケット感覚」を身につけてない人は、今後苦しい冬の時代になる予想がつきます。
嫌われる勇気
哲人と青年の対話形式なので、とてもオーディオブックに合っています。自分を青年に置き換えて聴くと、まるで師匠から教えを受けてるみたいな感じです。
嫌われる勇気と強烈なタイトルですが、未来を変えたい!そんな人は聴くことをオススメ。
7つの習慣
現在、大切だとされていることや、必要な考え方を体系的に理解できます。例えば第二の習慣、第三の習慣ですが、「ゴールから考えて、取捨選択する」というような考え方や「そうした上で行動する」は、とても理にかなっているし重要です。
15年以上経っているベストセラーですが、結局本質は変わらないことを証明しています。なので、今さら感を持つ必要もないし、それよりも自分にしっくりくるまで読む方が大切だったりします。
営業の魔法
トップセールスマンと悩めるセールスマンとの対話形式なので、オーディオブックで聴くと内容がスッと入ってきます。まるでドラマを聴いてるような、そんな感じで面白いです。
営業に必要なスキルや考え方がとてもわかりやすく描かれているので、営業の基礎にとても良いです。